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  • DDT・竹下幸之介×ユニオン・福田洋FUTURE対談⑧
    2014/07/28
FUTURE対談第8回はメディアの話の続きから。竹下が語る“野望”とは?
DPGは成田大致という男がいて。プロモーターなんですけど、その人がDPGのプロモーション活動で藤岡弘さんとか、蝶野正洋さんとか、豪華な選手をタイアップさせてるんです。DPGで増えたファンもいるので、今度メジャーを目指しているんですけど、私はそこで頑張るしかないかなと思ってますよ。

セルフプロデュースというか、基本的に僕は自分の名前を売りたいのが第一なんです。自分の名前を売りたいというと、けっこう自己中心的なんですけど、自分の名前が世間に知られたらそれがDDTを知るきっかけになり、プロレスを知るきっかけにつながっていくと僕は思ってるんです。だからたとえば「オリンピックに出たい、挑戦する」と言うのも、ただ口だけじゃなくて本当に僕は目指している。“プロレスが一番強い”というのが僕の中で一番のテーマで、たとえば…陸上競技もいろいろあるんですけど、陸上競技の十種競技というのが、僕はキング・オブ・アスリートだと思ってるんです。

なるほどね。

十種競技で一番強いチャンピオンというのは究極なんです。僕もいろんなスポーツもやりましたけど、十種競技というのは一番究極で、仮にその十種競技で日本チャンピオンになったとして、日本チャンピオンになった時のインタビューで「プロレスが一番強い」と言ったら、それに勝る説得力はないと思うんですね。だから僕は十種競技をしてるんですけど。

結局「プロレスが一番強い」というのが、一番主張したいことなんです。でも(世間からは)プロレスって見世物、ショーという見られ方をすごい感じる。でも“プロレスラーは本当はこれだけすごい”というのを、僕がそれを世間、メディアに知らしめていきたいですよね。たぶんその一番わかりやすいのが、オリンピックだと思うので。

レスリングも考えたんですけど、プロレスラーがたとえばレスリングで日本一になってオリンピック出て、となった時に「プロレスラーでしょ?」ってなると思うんですよ。でも、プロレスとかけ離れたすごい潜在能力のいるスポーツだと、日本選手権に出るだけでもガッとプロレスの注目度は上がると思うんです。もちろん自分の名前も上がると思うので。だからまた陸上を選んで、陸上をまた頑張ってるんです。最初に言いましたけど、自分の名前を売ることがDDT、そしてプロレスの格を上げるというか、知ってもらうきっかけになると思ってる。そのきっかけになるのがベストですね。

私は歌で、竹下は陸上で。最強じゃないですか!

僕がオリンピックに出る時は国歌斉唱を(笑)。


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